オフラインの儀式には、大きく分けて二種類ある。
ひとつは『はざま講』のような巫女の集いである。
奔放以上の巫女なら誰でも講を主宰することができる。
儀式は巫女一同車座となる。中心には『ひめひこ』(『にしのひめひこ』『すなのひめひこ』)や御神体を置き、火を灯した暗い部屋で、巫女は膝を突き合わせ、親密な空気の中静かに歌を回し、しぐさをし、占いをする。
儀式の後は食事や手仕事をしながら、あれこれとおしゃべりに花を咲かせる。
『ひあそび講』は年に二回開催される冬至と夏至の集いであるが、最近はもっぱらzoomにての開催が続いている。
https://www.youtube.com/watch?v=AqQNuzs7oio&
もうひとつは、『創造の巫女』が開催する儀式である。
この際たるものは九年に一度の『みあれの儀』であるが、他にもいくつかのことほぎの儀式がある。
これらの儀式は公開の場合もあり、UPHYCAの巫女以外のものと合同で行われることも多い。
参加する巫女は白づくめに揃いの貫頭衣を羽織り、仮面もしくは笠をかぶる。
自分の数珠をもつ巫女はそれを首に下げる。
貫頭衣と仮面は『創造の巫女』から貸し出される。
歌、しぐさが重要になるため、儀式参加に向け、日々これらを身に染み込ませておくこと。
立ったまま儀式に参加する場合、しぐさを行っていない時は胸の前でむすびのしぐさを保ち、集中力を維持すること。